リトルプレス「歩きながら考える」× 自由大学
南後由和レクチャー「都市にひそむ"ひらめき"の足跡」
〜シチュアシオニスト・建築・グラフィティ〜
東京の生活者に必須な、「都心を楽しむ社会学的リテラシー」を学ぶ
たとえばスケートボードを楽しむ人は、日頃から都市の中にいい坂道や縁石を見つける"眼"と"ひらめき"を持っている。グラフィティアートを描く人は、都市を常にキャンバスに見立て、どこに描きやすい白壁があるか、見つける"眼"と"ひらめき"を持っている。また、鉄道オタクや団地好きの人は、都市にある既存の設備や建築に面白味を見出す"眼"と"ひらめき"を持っている。
それと同じように、都市生活者にとっては、「街」そのものに従来の目的以上のアノニマスな価値を発見することが、都市での暮らしをより楽しくする秘訣です。
今回は、南後由和さんの都市論的視点から、その「都市にひそむ"ひらめき"」について解説します。
1960年代のフランスで、都市をアノニマスに利用することを提案した「シチュアシオニスト」と呼ばれる興味深いムーブメントについての説明や、グラフィティの研究、建築初心者でも都市を見ることが面白くなる自由なひらめき(アトリエ・ワン など)について話していただきます。
<注釈>
*シチュアシオニスト とは
1960年代のフランスで、戦前のシュルレアリスムが陥った「作品主義」やル・コルビュジェによる画一的な「都市計画」を乗り越えることを目指した、政治/芸術/建築のムーブメントとその組織のこと。従来の文化を解体して新たな用途・意味を創造することを目的とした。「芸術」と「社会」を結び付けることを目指したこの運動は、東京の現状にもつながる興味深いムーブメントです。
*アトリエ・ワン とは
塚本由晴と貝島桃代による建築家ユニット。都市、社会現象、人々の振る舞いなどを観察する視点から建築を考える、実験的姿勢が評価されている。極端な狭小住宅など、東京ならではの建築観察をまとめた「メイド・イン・トーキョー」、「ペット・アーキテクチャーガイドブック」など、著作も多数。
【教授】
南後由和(なんご よしかず)
都市論・グラフィティ研究で知られる気鋭の若手社会学者
1979年生まれ。東京大学大学院情報学環 助教。社会学、都市・建築論を主なフィールドにする研究者。都市におけるグラフィティ研究や、建築の有名性・無名性の研究など、オリジナリティ溢れる研究で建築&カルチャー界からも注目されている。
【予約方法】
メールのタイトルを「レクチャー予約」とし、氏名/メールアドレス/参加人数を明記したメールを下記のアドレスまでお送りください。こちらから予約確認のメールをお送りいたします。
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arukinagara@gmail.com
<問い合わせ先>
『歩きながら考える』岩村
URL:http://www.arukan.net/
mail:arukinagara@gmail.com