■ポートフォリオって何?
ポートフォリオって聞き慣れない言葉ですよね。
アーティストやデザイナーの多くは、「ポートフォリオ」と呼ばれる作品集を使って自己紹介をしています。
自分の作品を写真、図、言葉を載せた1冊の本として見せることで、組織名や肩書きではなく、個人としての能力を伝えています。
自分の何かを伝えるとき、話のストーリーに適切な写真や図や言葉が配置されているポートフォリオは単なるアルバムや文章よりも自分らしく、ブログやTwitterよりもきっと相手に残る、強力なコミュニケーションツールになります。
自分の事をこれほどうまく伝えることができるポートフォリオをアートやデザインの人だけに作らせとくのはもったいないと思いませんか?

■こんな方が対象です
作品だけでなく、日々の出来事やイベント、普段は見せない自分の一面をポートフォリオにしたい方はもちろん、逆に「人に伝えたいことが思いつかない」という方にも、この講義をおすすめします。
なぜなら、あなたの魅力やモヤモヤした考えをまとめたり、広げることも講義の中に含んでいるからです。過去の受講生の中には、当初の予定とは全く違う内容をまとめたくなり、実家まで過去の思い出を発掘しに行く方もいらっしゃいました。
具体的にはこんな人たちにぜひポートフォリオを作ってもらいたいと考えています。
・就職活動や転職活動の自己PRが必要な方
・新しい仲間や新しい仕事を見つけたい方
・旅行やイベントなどの楽しかった思い出を友人と共有したい方
・結婚や出産、引越など「人生のイベント」を残したい方
・初めてだけど、レイアウトなどのグラフィック構成をやってみたい方
例えば、過去の受講生の方は、こんなポートフォリオを作りました。
・自分のお店のアピールするポートフォリオ
・就職活動で使う、あるいは就職活動前に自分を再発見するポートフォリオ
・フィンランド旅行のポートフォリオ
・趣味の油絵の作品をまとめたポートフォリオ
・自分の仕事の紹介をするポートフォリオ
■講義では何をするの?ーみなさんの考えを掘り下げ、アドバイスします
まずは、あなた自身がが伝えたい事の核や、本人では気づかないような魅力を講師とアシスタント、さらに受講生仲間と共に発掘していきます。そして伝えたい内容に最適な表現やレイアウト、ページの構成などをその場で行います。
作業をしながらアドバイスを受けたり、その場の思いつきで写真を撮ったり、絵を描いたり。そうしてできあがった内容を、最終的にはあなた自身の手で製本し、受講生の仲間へプレゼンテーションを行います。
なお、この講義では、1冊の完成品をお持ち帰り頂く事はもちろん。家に帰ってから何度でも自分で製本できることを目指していますので、作成したものはデータ化してお渡しします。

■教授、青木亮作氏より
「作品」じゃなくてもポートフォリオはつくれます。
私は、デザイナーの仕事で行ってきたポートフォリオ作りの手法を自身の「結婚式のメイキング本」という形でまとめました。
するとその本をきっかけに、新しい仲間や新しい仕事を次々と作り出す事ができました。つまり、「結婚式」や「引越」「毎日の暮らし」などどんなことでもポートフォリオにまとめる事は可能だし、新しい仲間や仕事をつくりだすきっかけになるという事です。

■教授からのメッセージー『本当に覚えてもらいたいことは、創意工夫』
ポートフォリオを作ることに限らず、何かを作る為に特別な才能やセンスは必要ないと考えています。
必要なのは「現実に手を動かす事」です。
自分の手で何かを作ることは難しいことではありません。
ごく簡易的にでも、現実に手を動かして目に見えるカタチにしてみることは、簡単で、かつ多くの発見と進展があります。
この講義では、「考えをまとめながら、すぐに具現化する行程」を実践していますので、思いついたアイデアをすぐに作ってみることの楽しさを頭だけでなく身体でも感じてもらいたいと考えています。
■具体的にどんな作業をするの?
これまでのレポートはこちら(青木教授のブログ)にまとめて掲載しています。
受講者の感想も。
第1回『過去を整理して伝えてみよう』
・自己紹介
・ポートフォリオにまとめたい内容を発表する
※必要な道具
まとめる内容(写真、データ、簡単なメモなど)
第2回『成果物をイメージしよう』
・見せたい相手と状況を具体的に設定する
・最適なフォーマットを考える
※必要な道具
参考にしたい書籍など
第3回『プロトタイピング編集法』
・頭の中ではなく、つくってみて考える
・乱暴でも大丈夫。実寸法で作ってみよう
※必要な道具
鉛筆、ペン、大きなクリップ、はさみ、カッター、のり、etc.
(詳細は後日お伝えします)
第4回『印刷物のつくりかた』
・パソコンソフトなしでもできるレイアウト術
・手作りを活かした表現方法
・プリンターの賢い使い方
※必要な道具
デジカメ、鉛筆、ペン、はさみ、カッター、のり、etc.(詳細は改めて)
(第4回から第5回までに、各人印刷していただきます。
各自の出力でも、自由大学のプリンター使用でもOK)
第5回『らしくなる製本』
・手軽にできる製本方法
・豪華に見せる製本方法
・箱や巻物など、本以外にも色々あります
※必要な道具
グルーガン、アイロン、製本ボンド、寒冷紗、、、、
(第4回の講義までで、何が必要かを伝え、各自で準備していただきます)
希望者のみ(日程は調整)
『ポートフォリオを活用する』
・見せる相手やシチュエーションを想定して発表してみよう