教授:中吉智子(Tomoko kalen Nakagiri)、松島倫明

キュレーター:和泉里佳


お申し込み受付終了いたしました

日 程 ]

水曜日
19:30 - 21:00
2/22, 2/29, 3/7, 3/14, 3/21(全5回)

受 講 料 ]

55,000円(全5回/個別アドバイスやメール等サポートを含む)

会場 ]

原宿IKI-BAキャンパス(IKI-BA詳細はこちら

公式コミュニティ ]

おすすめ講義 ]

『出版道場』出版企画書づくりや著者のセルフブランディング
『キュレーション学』知のキュレーション力つけを新しい仕事を創り出す
『社内起業学』会社員でもやりたい仕事を自ら起こす

講義内容 ]

ヒット書籍づくりから考える、時代の読み方

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「変化の時代」に求められるヒット企画とは
次にヒットするものは何なのか?この企画はヒットするのか?誰もが知りたいその答えに正解はありません。激震する時代の変わり目である今、必要なメッセージを持った企画を作り出すことで、世の中を変えていく新しい時代の価値観を考えていきましょう。

本講座では書籍づくりを通して「ベストセラーが生まれるしくみ」を考え、本を出すための出版企画書を作っていきます。しかし、ベストセラーは書籍だけのものではありません。そのメッセージ性や時代性は他の分野や業界の企画にも大きなヒントとなることでしょう。


良質なコンテンツx時代のニーズ=奇跡のヒットポイント
いくら優れたコンテンツを創っても、人々に求められていなければヒットには繋がりません。かと言って流行ばかり追いかけて誰かのマネをしていても、それを超えることはできません。ベストセラー誕生の法則とは、「良質なコンテンツ」と「時代のニーズ」とが交差したとき、「奇跡のヒットポイント」が生まれる、といっても過言ではありません。そのために、まず 良質なコンテンツの「核となるメッセージ」を掘り下げ、次に時代のニーズ=「今という時代に求められているものは何か?」を考察していきます。

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本当のベストセラーは、「売れる」だけではない
「ベストセラー」とは、たんに"話題性が高く、売上げ部数の多い本"ではありません。本物のベストセラーは、以下の3つの条件に当てはまるものです。
1)数字的に売れること
2)読者の価値観に影響を与えること
3)時間が経過しても残っていくこと。

「たくさん売れる」のはすなわち、数多くの人がそのコンテンツを必要としたからです。そのほかに、著者のオリジナルな視点が読んだ人に何らかの影響を与え、「ライフスタイルや考え方に、強いインパクトと変化をもたらす」こと。そして、「時間が経過しても古びないメッセージ性」があること。この3つの条件を満たす本当のベストセラーを考えていきます。


ミリオンセラーを次々と生み出してきた編集者から学ぶ
書籍編集者として15年間に250冊以上の本を生み出している中吉智子(なかぎり ともこ)さんを教授に迎えます。中吉さんは、100万部を超える売上げを記録したいわゆるミリオンセラー書籍を3冊手がけた経験があり、最高部数は385万部。ミリオンセラー編集者として活躍している中吉さんを教授に迎え、ベストセラーが生まれていく空気感や高揚感を共有しながら、一緒に企画を練り、ブレイクの秘訣を考えていきます。


教授中吉智子さんより「価値ある経験から知ったこと」
なんと言っても、ベストセラーがミリオンセラーへと化けていくその瞬間に立ち会った醍醐味というのは、まさに得難い体験でした。出版社や著者側の意図や思惑を軽く超える「時代の波に乗った」ようなダイナミズムと、世の中の潮流と本のメッセージとが合致した瞬間に起こるブレイクスルーを、肌で感じることができたのです。私自身のこれまでの経験や知識、感じていることなどを皆さんと共有し、受講生ひとりひとりの構想を深めていきます。

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こんな方が対象です
・ベストセラーになるような本を出したい人
・ヒット企画を生み出していきたい人
・時代の潮流に乗る本物のコンテンツを創りたい人

講義計画 ]

講義では、コミュニケーションやディスカッションを取り入れながら、各自の書籍の企画書づくりを通してベストセラーの生まれるしくみを考えていきます。


第1回 ベストセラーの生まれる条件
・「ブレイクスルー・ポイントの法則」=「よい企画」×「時代の波」
・本当のベストセラーは作るものではなく「選ばれる」もの?
・「売れる企画」は、二番煎じや人真似であってはならない
・いま売れているテーマは追わなくていい、その理由
・編集者にとって、口説きたくなる著者像とはどんな人?
・書籍企画書の作り方とプロフィールの重要性


第2回 良質なコンテンツのための核となるメッセージを深める
・オリジナルで揺るぎない、強いメッセージを作るには
・「時代のニーズ」を先に考えない理由 ―「得意分野」をハズさない企画の立て方
・「良い企画」に必要な3つの条件とは 意外性・普遍性・共感性
・作曲とDJの違いからみる「オリジナリティ」の考察
・記憶に残るベストセラー vs 思い出せないベストセラーの違いとは?
・テーマや企画の奥底にある「本当に伝えたいこと」


第3回 目の付けどころ・切り口を考えて深める
・同じテーマも切り口次第で変幻自在  
・他人目線(客観的な視点)の重要性=ブランディングの本当の意味
・切り方と着眼点による魅力の引き出し方、表現のパターン、ギャップ利用術
・本人が書くのかゴーストライターか? 伝わってしまう作り手の真意
・歴史はくり返す ―かつてのヒット作をリ・モデリングする方法
・出版業界の事情やその変遷 商業出版と自費出版と電子書籍の今後
・10年後も残っていく本をつくるために


第4回 今という「変化の時代」の読み方
・時代の波に乗る企画の作り方
・新しい価値観をつくり出し、世の中を変える!
・世代や性別の横割りマーケティングはもはや無効?
・ベストセラー編集者はなぜベストセラーを連発するのか
・本が売れない時代の究極のPR戦略とは
・それでもベストセラーが生まれる秘密

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ゲスト:NHK出版編集局 松島倫明(まつしま・みちあき)さん NHK出版 学芸図書編集部チーフエディター/1972年東京生まれ/書籍編集者として2000年から村上龍氏のメールマガジンJMMの単行本化などを手がけ、2004年からは翻訳書のノンフィクションから小説までを幅広く手がけている。代表的な担当作に『フリー』『シェア』『パブリック』『国のない男』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』『BORN TO RUN』など。Twitter:@matchan_jp


第5回 「本」が持つ未来の可能性
・企画のプレゼン・講評・ディスカッション
・なぜ今、「出版」なのか? 本が売れている理由
・出版と他のメディアとの明確な違い
・「誰でも出版できる」の罠とウソ
・これからの時代の著者のミッションとは
・時代を先取りする企画のターゲットとタイミング
・「変化の時代」に対応する企画の考え方 総論